アジア・クリーン・キャピタルが華力電機集団と連携 4メガワット規模の屋上太陽光発電システムがグリッド接続発電へ

中国・威海において、2017年7月31日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)の出資で建設された華力電機・威海生産基地屋上太陽光発電所プロジェクトが先週の金曜日に、正式にグリッド接続・発電を開始しました。当該分散型太陽光発電システムは工場の屋根に取り付けられ、総設備容量は4.05メガワットに上ります。この前締結した太陽光発電システムとエネルギーをめぐるサービス契約によると、ACCは山東省威海市栄成経済開発区における華力電機集団股份有限公司の生産基地向けに、全額投資、システム設計、工事施工及び長期間の運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供するということです。

太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、双方が合意した価格で華力電機集団へ売買されます。ユーザーとして、華力電機集団は前期投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。

ランニングコストの削減によってもたらす経済効果のほか、分散型太陽光発電システムは著しい環境保全効果をもたらすこともできます。ACC太陽光発電システムはライフサイクル全般において、発電総量が1.03億キロワットを超えた時、伝統的な石炭火力発電所に比べ、約32,279トンの標準規格石炭消費量、約76,856トンの二酸化炭素排出量、約48トンの二酸化硫黄排出量、約143,464トンの水消費量を減らすことができます。