アジア・クリーン・キャピタルと武鋼(WISCO)が華中地区最大規模の屋上単結晶シリコン型太陽光発電所を共同建設

中国・北京において、2016年12月20日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は、武鋼集団武漢江北鋼鉄有限公司(武鋼江北という)と14メガワット規模の分散型太陽光発電システムをめぐる提携契約に正式に調印したことを明らかにしました。同契約によると、ACCは湖北省・武漢市に位置する武鋼集団所属の武鋼江北工業団地向けに、全額投資、システム設計、工事施工、及び長期運営・メンテナンスを含む太陽光発電プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供し、そして中国長江動力集団公司にプロジェクトのEPC総請負サービスを委託することになります。

太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、武漢電力網の電気料金よりさらに安い約定価格で武鋼江北集団へ売買されます。ユーザーとして、武鋼江北集団は前期投資をゼロに抑え、エネルギーコストを継続的に減らすことができます。

ランニングコストの削減によってもたらす経済効果のほか、14メガワットの分散型太陽光発電システムは著しい環境保全効果をもたらすこともでき、武鋼江北集団が企業の社会的責任(CSR)目標をさらに短期間で実現するようサポートできます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、ACCの太陽光発電システムはライフサイクル全般において、約222,675トンの炭素排出量を減らすことができ、951万リットルのガソリン消費量の削減と同等な効果をもたらすことになります。

「武鋼江北集団と協力合意に達した武漢地区における当該太陽光発電プロジェクトはACCにとって、中国におけるクリーンエネルギー事業展開のハイライトの一つです。」とACCの最高経営責任者(CEO)である唐瀚文氏(Mr. Thomas Lapham)が示し、また「武鋼江北集団は、世界の鋼鉄業界を牽引するリーディングカンパニーである中国宝武鋼鉄集団傘下の子会社です。ACCにとって事業の一里塚ともいえるこのプロジェクトを武鋼江北集団と共同で建設することができて、非常にうれしく思っています。」と続けました。

情報によると、当該プロジェクトが完了すると、華中地区最大の屋上単結晶シリコン型太陽光発電所になります。最大発電量を保障するために、ACCはLONGi Solar製の単結晶シリコンソーラーパネルを使用します。分散型屋上太陽光発電プロジェクトにおけるACCと武鋼江北集団の協力は、鋼鉄生態圏、特に武鋼江北集団のグリーン構造の高度化を後押しし、また現地の生態環境の発展と経済の発展に重要な貢献をしていきます。