アジア・クリーン・キャピタルとTMEICが200メガワットの分散型太陽光発電プロジェクトをめぐる提携を正式に開始

中国・北京において、2016年9月26日に、アジア・クリーン・キャピタル(英語表記はAsia Clean Capital、頭文字をとって「ACC」という)は今日、東芝三菱電機工業系統(中国)有限公司(英語表記はToshiba Mitsubishi Electric Industrial Systems Corporation、頭文字をとって「TMEIC」という)と分散型太陽光発電システムをめぐる提携契約を正式に締結したことを発表しました。同契約によると、ACCとTMEICは中国大陸部で200メガワット規模の太陽光発電プロジェクトを共同で開発することになります。同プロジェクトに関して、ACCは太陽光発電システムの工事施工と全額投資のサービスを提供するのに対して、TMEICは技術支援、設備供給などのサービスを提供します。

ACCとTMEICはすでに一連の太陽光発電プロジェクトをめぐって協力を展開しています。ACCが華東地域で出資して建設した20MWの造船所太陽光発電所を例に挙げれば、TMEICはプロジェクト向けに太陽光発電用インバータを提供し、またACCは投資、施工を行い、そして当該太陽光発電所を保有します。

ACCの最高経営責任者(CEO)を務める唐瀚文氏(Mr. Thomas Lapham)は「TMEICは世界の先端を走る太陽光発電系統連系インバータ関係の生産技術と研究・開発能力を兼ね備えています。1983年に、同社は当時、世界初となる最大容量を誇る1MWの太陽光発電系統連系インバータの開発に成功しました。ACCとTMEICの戦略的提携は、両社が熾烈を極める中国太陽光発電市場の競争をいち早く生き抜き、早期発展を成し遂げるように促進します。」と意気込みを語りました。