アジア・クリーン・キャピタルがダノン中国食品飲料と連携 環境保全の実現に向けた新世界を切り開く

2017年10月13日に、中山において、アジア・クリーン・キャピタル(Asia Clean Capital)は、ダノン(中国)食品飲料有限公司(Danone China)と手を組んで中山市ダノン中国食品飲料・中山工場分散型太陽光発電プロジェクトのグリッド接続式典を開きました。同式典には、中山市小欖鎮政府の李家浩委員、中山市小欖鎮電力供給所の黎国強所長、ダノン中国食品飲料運営部のErwin Van Grootel副総裁、アジア・クリーン・キャピタルの唐瀚文CEO(最高経営責任者)らが出席しました。

同プロジェクトは、ダノン中国食品飲料にとって初めての太陽光発電プロジェクトであり、またアジア・クリーン・キャピタルが華南地域市場を切り開くための重要な一環でもあります。アジア・クリーン・キャピタルは全額投資、システム設計、工事施工及び長期運営・メンテナンスを含む同プロジェクトに関するワンストップ・エネルギーサービスを提供します。太陽光発電システムによって得られるグリーン電力は、双方が合意した価格でダノン中国食品飲料へ売買されます。伝統的な石炭火力発電所に比べ、同プロジェクトはライフサイクル全般において、約5.5万トンの炭素排出量を減らすことができ、120万本の樹木の栽培と同等な効果をもたらすことになります1

ACCの最高経営責任者(CEO)を務める唐瀚文氏(Mr. Thomas Lapham)は、「ダノン中国食品飲料と屋上太陽光発電所プロジェクトをめぐる提携ができて、非常にうれしく光栄に思います。ダノンは食品界で名高い多国籍企業であり、中国ひいては世界各地に工場を展開しています。ダノン中山プロジェクトは他の工場のモデルとなり、環境保護に向けて積極的に貢献していくと確信しています。」と示しました。ダノン中国食品飲料は、長年間にわたり製品のカーボンフットプリントの削減をめざし、弛まぬ努力を続けています。2016年より、ダノン中国食品飲料はグリーンエネルギーの使用を排出削減の新たな方向の一つとしました。ダノン中国食品飲料運営部のErwin副総裁は、「ダノン中国の初の太陽光発電プロジェクトの竣工を見届けることができて、大変うれしく思います。これは、当社が以前のグリーンエネルギーの間接使用からグリーンエネルギーの直接生産と使用へと転換したことを示し、また当社が製品の炭素排出量の削減目標を実現するための重要な方法の一つとなります。この太陽光発電プロジェクトがしっかりと先導役を果たし、中国における他の工場の太陽光発電プロジェクトの参考になれるように期待しています。」と語りました。

ダノン(中国)食品飲料有限公司について

ダノン(中国)食品飲料有限公司管理本部は2008年11月に広州で設立され、傘下の製品には脈動ビタミン飲料、スポーツ飲料・脈動「熾能量」シリーズ、複合果物飲料・「檸檬来的(レモンから来た)」などがあります。ダノン中国食品飲料は、企業の社会的責任(CSR)を実行に移すことを自社の使命とし、水源保護、生態回復、気候変動、コミュニティーにおける価値共有、持続可能な農業と持続可能な包装といった様々な分野に熱心に打ち込んでいます。

アジア・クリーン・キャピタル(ACC)について

ACCは、クリーン・エネルギー・ソリューションのサプライヤーであり、主に中国でビジネスを展開する大手グローバル企業および現地の中国企業向けに、サービスを提供しています。屋上分散型太陽光発電プロジェクトに関して、システム設計、工事施工、設備調達、政府機関の承認、システムの取付け及び長期メンテナンスを含め、ACCはプロジェクトに100%投資をしています。太陽光発電システムによって得られる電力は、事前の約定価格に基づき、且つ電力網より低い価格で顧客へ提供します。1から20メガワットの電力供給を必要とする大手製造企業がACCの代表的な顧客であり、長期的に提携する顧客のリストには、ネスレ(Nestle)、コカ・コーラ―(Coca-Cola)、中糧集団(COFCO)、フォルクスワーゲン(VOLKSWAGEN)、ユニリーバ(Unilever)、娃哈哈(WAHAHA)、常石グループ(Tsuneishi Group)などの企業が名を連ねています。ACCは、北京、上海、天津、香港など各地にオフィスを開設しています。